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domingo, 6 de octubre de 2019

Translation advise

した。そんなときわたしはいつも
「〝写経〟です!」と答えます。前
述の転機を迎えることができたの
も、まちがいなく写経修行のおか
げです。はじめたきっかけは、と
ある有名文芸翻訳家の方から「写
経をつづけて師匠とほぼ同じ訳
文が作れるようになったころに、
デビューの話が来た」と教えても
らったことです。
実際にわたしのやり方を説明し
ましょう。まず、目標とする翻訳者
の方の訳した作品をひとつ選び、
その作品と原書、ノート、筆記用
具を準備します。つぎに、原文と
訳文とを1文ずつ突き合わせて分
析しながら、訳文のみをノートに
書き写していきます。ポイントは、
なるほどと思ったところ(訳語選
び、漢字の閉じ開き、訳者があえ
て手を加えている部分など)に線
を引いたり丸で囲ったりして印を
つけます。そうすることで、これら
が自分のなかに染み渡っていくの
が感じられます。“turn”という語
ひとつとっても、「振り返る」「振り
向く」「向きなおる」「背を向ける」
「きびすを返す」など、多数の訳語
が使い分けられていることがわか
ります。1日1時間やってもほんの
数ページしか進みませんが、毎回
新たな発見があるので、これは本
当におすすめです。
読書と読書会

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